津久井やまゆり園の事件から8年、「自分らしく生きる」知的障害者の自立生活と支える人々


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津久井やまゆり園の事件から8年、「自分らしく生きる」知的障害者の自立生活と支える人々
2016年7月26日、神奈川県相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で、入所者19人が次々と刃物で殺害される事件が発生し、日本中を震撼させた。犠牲となった人数の多さとともに社会に暗い影を落としたのは、加害者である元職員の男が「意思疎通が難しい」と決めつけた重度知的障害者を人間として見なかったこと、そして、そんな差別的な言動に共鳴するような意見がネットにあふれたことだった。しかし、重度の知的障害があっても意思疎通ができないなんてことはない。それどころか、地域で支援を受けながら自立生活を送る人たちがいる。

この件に関しては、障害者の方々に対して、どう考えるかが論点ではあるのだけど、障害者の人生や生き方など、それぞれの自由であり、人として生まれてきたのだから、当然の人権があり、その方々が快適に暮らせるようにサポートする組織があり、職員がいて、は当然のこと。

例の事件での犯人の言い分、意思疎通が難しい。
そりゃ難しいと思う。だから存在しなくて良いと考え行動を起こすことがナンセンス。

存在しなくて良いことはない。
障害者の方々も人間。
意思の疎通が健常者と比べたら難しいこともある。
多くの職員のサポートもいる。
寝たきりの方もいて、大変な毎日を過ごされてる方もいると思う。

そのような方々には、生きるを選択する自由があり、サポートや支援を受けて生きるということは当然のことでもある。

それは、民間人一人の考えで決められることも出ないし、命を奪うなんてことはあってはならない。

生きる価値と言うのは、一人の人間が決められることも出来ない。
人間の価値は、その人に関わった多くの方々が感じ、決まっていくもので、民間人一人の思想や政府の方針でも人間の価値は決められない。

その方に関わりを持った方々がその方に何を感じ、向き合って、価値と言うものが初めて生まれてくると思う。

まったく寝たきりの方は価値がないじゃないか?
そのようなことを平気で口にする人間が少なからず存在する。

しかし、寝たきりの方がいるからこそ、施設職員の存在する意義があり、支援と言う労働を通じて、職員はサポート業務に従事し、給与をもらえる仕組みがある。

人に世話になる方がいる、世話をする人がいる、そこに対価が発生し、経済活動として成り立っている。

寝たきりの方と接せする職員の中には、寝たきりの方を支援する中で、自身の人生を考えたり、自身の家族や大切な方のことなどを考え、その後の人生の他人への優しさに繋がることだってある。

寝たきりイコール価値がない、だから殺す。
あまりにもバカげた発想と犯行。

障害者の家族の方には、日々の介護に疲弊し、精神不安定となり、この事件に賛同される意見を述べる方も中にはいる。

相当厳しい毎日、支援の日々、終わりの見えない支援生活、介護生活。
これは経験した者にしかわからない辛さがあることは確かなこと。

だからこそ一人で対応してはいけないわけで、全くもって政府の考える制度は役不足で当てにはならないのだけど、支援制度を利用して、少しでも介護する側、支援する側の家族の負担を減らさなくてはならないのよね。

障害者だろうが何だろうが、人生を他人が決めつけて取り上げることはあってはならないと言うことよね。

二度とこのような事件が起こらないことを願うばかり。
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